うつうつでうつらうつろなうつけもの

布団の中でから出てこない生き物の独白

メンヘラはじめました

お布団からこんにちわ。
『おきよう障害』の みえつねむり と申します。

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2015年7月13日。

私は“メンヘラ”となりました。

メンヘラの定義というのは色々とあると思います。

メンヘラの発症、メンヘラの歴史、メンヘラの意味、というのはこちらで、とても詳しく説明されています。

メンヘラ.JP

menhera.jp

menhera.jp

 

なぜ「2015年7月15日にメンヘラになった」と明言するかというと、心療内科に行き、抗うつ剤を処方された日が、その日だったからです。

私の主治医は、内科兼心療内科医で、過去に胃潰瘍になった経験があり、その時からの付き合いです。

当時の私は、人間関係のトラブルにより、心身共に、とても疲弊していました。
そんな中、ある日、仕事に行こうにも、体が全く動かない、起き上がれない、という状況になったのです。
私の姿を見て、母が言いました。
「仕事を休みなさい。そして、病院に行きなさい」

色々と検査を受け、主治医と話をし、最終的に、抗うつ剤を処方されました。
私の手には「パキシルCR錠」という名前の薬が乗っていました。
黄色と白色でカラーリングされた可愛い薬でした。

 

メンヘラデビューした!!

漠然と、私の中で、そういった意識が生まれました。

 

私が、メンヘラになった原因は、一般的に見ると些細な事です。
私の様な経験から、メンヘラになる人もいれば、ならない人もいるでしょう。

つまり、人それぞれ、いつ、どこで、何がきっかけで、メンヘラになるかわからないと思うのです。
100人の人間がいれば、100人の人間がメンヘラになる可能性があると思うのです。

私は、家族の一言で、すぐに病院に行き、メンヘラの対策を始める事ができました。
2015年7月13日のあの日に、無理矢理、仕事に向かっていたら、三途の川を渡っていた可能性もあったと思います。
自分の隣の席で一緒に仕事をしていた同僚や、学校の同じ部活で汗を流していた友達が、次の日に、自ら命を絶ってしまう可能性というのは、絶対ゼロとは言い切れないと思うのです。
昨日の夜に、一緒に晩御飯を食べていた家族が、次の日に、自ら命を絶ってしまう可能性も、絶対ゼロとは言い切れないと思うのです。

 

 

私は、家族の一言で、今、この文章を書くことができていると思っています。

もし、あなたの周りに、調子が悪そうな人がいるのであれば、一言「病院に行ってみたら?」と声をかけてみるのがいいと思います。
もし、あなたの大切な人が、調子が悪そうであれば、引きずってでも病院に連れて行った方がいいと思います。

 


「精神科」「心療内科」という言葉は、一般的に、受け入れ難い印象があると思います。
ですが、100人がいたら、100人がメンヘラになる可能性がある。
そう考えてください。
少し「精神科」や「心療内科」という場所に対する印象が変わらないでしょうか?

 

その、印象の違いで、大切な人が救えるとしたら、それが一番良い事ではないでしょうか?

 

読んでいただいてありがとうございます。

皆様からのお恵みをお待ちしています⇨https://goo.gl/IXV00S